大阪人権博物館見学

第55回特別展
「安倍晴明の虚像と実像」〜語られた歴史・由緒と非差別民〜

固いタイトルに実はタジタジしながら入館した
メンバーだったんです。

最初は学芸員さんからの講義。

久しぶり学生気分で真面目に聞きました
(昼食前でよかった(^^;)

実は個人的には博物館大好き人間なんですが、個人で行くよりも
ガイドがついたりするとよりわかりやすく面白いですよね。
今回もお得な学芸員さんつきで、この後、館内特別展へ行き、
たっぷりガイドを楽しみながら見学しました。ラッキー!

これは歌舞伎の宣伝らしいのですが、葛の葉の正体がばれて、
裏から障子に句を書いています。
知る人ぞ知る「葛の葉物語」最大の見せ場です。
もちろん、うちの劇でも最大の見せ場シーンです(^^)。

人権NPO法人DASH企画ツアー「安倍晴明ふるさとを歩く」

by しおん

安倍晴明の出生場所としては、実は大阪説・讃岐説・茨城説
などがありますが、最も有力とされているのが大阪説だそうです。
そこで阿倍野区にある「安倍晴明神社」と管轄する
「阿倍王子神社」を歩きました。
安倍晴明の誕生地というだけあって、神社の境内に
産湯の井戸もありました。
陰陽五行説の星形の印が映画「陰陽師」の野村萬斎演ずる
安倍晴明を連想させました。

和泉市の信太森神社です。

地元では「葛の葉神社」という呼び名の方が
親しまれているように思います。

我がサークルの第2回公演:信太の森のふるさと館での
宣伝ポスターがお狐様のうしろに貼ってありました。
うれしいけど、、、いいのかなぁ〜(^^;。

葛の葉神社の本殿です。実は歌舞伎や浄瑠璃、舞台俳優さんなど、
葛の葉伝説を演ずる役者さんは必ずこちらへ報告と
祈願に来るとのこと。
今後の公演成功と発展を祈って私達も神妙にお参りして来ました。

この神社の境内には葛の葉伝説を納得させるような
数々の神秘的な足跡が残っています。
写真の木の根っこはまるで狐の姿に見えるのです。
まあ、偶然と言えなくもないけど・・・(笑)。
その他、葛の葉に化ける際に姿を確認したという「姿見の井戸」や
雷で倒木した際、白蛇がでてきたという御神木などなど。
ミステリアス&ロマンな風情漂う葛の葉神社でした。

そして、たくさんの勉強をしてきてからの3回目の公演です。
それぞれに想いも加わり、力のこもった熱演となりました。

人権問題や安倍晴明に詳しい方々もたくさん観て下さっていたので、
大緊張でした。
でも無事終わり、感激して泣いて下さっている観客もおられ、
私達にも感動深い公演となりました。
今後の公演に、より今回の勉強が活かせるよう、
これからも頑張ります!(^^)






「葛の葉伝説」に語られる信太大明神と云われる聖神社です。
「もりは信太の森・・・」と清少納言の枕草子にも語られているとおり、
大きな境内はすべて深い森に囲まれていました。
葛の葉や安倍晴明の文字など全く見当たらないのに、
神秘的で厳かな感じがしたのは私だけ?でしょうか・・・。
ここなら本当に狐が出てきてもおかしくないと思いました。
ちょっとひとりじゃ怖いな〜。という威厳のある神社でした。








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